車の保護を考えている方にとって最も悩ましいところが、ポリマーコーティングとガラスコーティングの違いです。
どちらにしようか迷ってる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ポリマーコーティングとガラスコーティングの違い
また、シーン別のチョイスについて見ていきましょう。
(1)まずは、ポリマーコーティングです。
ポリマーコーティングの定義はショップや開発元によって様々ですが、
広くはシリコーンやフッ素などを含んだ高分子化合物の塗布をさしています。
ポリマーコーティングの場合には、分子同士の結合がとても強いため、長くて艶のあるコーティング効果を生み出します。
業者等で値段が安く「ガラスコーティング」と謳っているものはほとんどがこのポリマーコーティングです。
(ですので、厳密には「ガラス系コーティング」となります)
(2)一方、ガラスコーティングですが、ガラスコーティングの場合には、無機系となっております。
(無機系とはいえ、少しは有機系の物質が入っていることもあります。)
分子の結びつきが強いわけではなく、化学変化を起こして、全く別のガラス膜になります。
落ち着いた上質なツヤが長期間に渡って続きます。
では、ポリマーコーティングとガラスコーティング、どちらを選べばいいのでしょうか。
これを大きく分けるのは、駐車している環境とボディーカラーです。
まず、屋外に駐車していてとにかく傷が気になる方は、ポリマーコーティングがおすすめです。
少し面倒くさいですが半年ごとにポリマーをかけるとギラついたツヤが持続します。
逆にかけっぱなしで放置してしまうと塗装が劣化する原因になりますのでご注意ください。
一方、中に駐車している場合にはガラスコーティングがおすすめです。
定期的な洗車だけで軽い傷や汚れは目立ちません。
また濃色のボディーでも上品なツヤが持続します。