車ガラスコーティング剤を比較すべきポイントとして、成分が有機溶剤か無機溶剤かが上げられます。
ワックスやポリマー、ガラス系を含む出回っているほとんどのコーティング剤は有機系溶剤を塗り込む方法の撥水コーティングです。紫外線や酸性雨などによる劣化も避けられません。
スーパーピカピカレイン(市販品)・ウルトラピカピカレインやクォーツガラスコーティング(業務用)では無機溶剤をコーティングすることで空気中の水分と化学反応を起こし劣化のない無機質の石英ガラス(SiO2)の膜に変化します。塗装表面をガラス膜で覆うことにより水を弾かない親水性ボディに変化させ、ウォータースポットや水玉に巻き込む汚れがつきにくく、汚れは水洗いだけで落としやすくなります。またガラス膜は紫外線劣化がなく、酸にも強いので圧倒的な耐久力も特徴となっています。
100%本物の車ガラスコーティング剤とガラス系、ガラス質コーティング剤の見分け方は?
商品がガラス容器か、プラスチック容器かで簡単に見分けることが出来ます。なぜなら無機溶剤を容器に密閉するには、ガラス容器しか不可能だからです。 市販品でガラスコート被膜100%の製品は、スーパーピカピカレインとNEWピカピカレインだけです。また、業務用では、クォーツガラスコーティングです。
プラスチック容器だと空気が入り、ガラス成分が固まってしまう為、プラスチック容器を使用している製品は、本物の100%ガラスコーティング剤ではありません。(直ぐにガラスコート被膜がとれます)
容器(市販品)の比較表
【ガラス容器】
- ハイパーピカピカレイン
- リボルトプロ
【プラスチック容器】
- G’s shield (ジーズシールド)
- ゼロウォーター
- アクアクリスタル
- スーパーセラコート
- ブリスX(エックス)
- クリスタルガード
- G-hard
- ピンクダイヤモンド
- ブリスNEOネオ
- ラディアス/プロ仕様
- ONE-ZEROプレミアムポリマーコーティング / ポリマー&ガラス Wコーティング
- 艶MAX
※液体をガラス容器に入れてガラスの様に硬化しているデモンストレーション写真を見せている製品がありますが、数日すると固体がバラバラになって崩れています。したがって施工後、ガラス被膜があるように思われますが、実は、バラバラになって被膜が取れていきます。本物のガラス板などは、時間が経過してもバラバラには、決してなりません。
ガラスコーティング剤、各社の耐久性(持続力)は本当なのか?
市販品を販売している各メーカーに電話で問い合わせし、どのような試験結果に基づいて耐久性を表示しているのかを聞きました。
驚くことにほとんどのメーカーは、自社テストを元に記載していますとの答えですが、唯一、ピカピカレインだけが公的機関でのテストを元に記載していますとの回答がありました。 ピカピカレインの回し者ではありませんが、こんなことがあっても良いのでしょうか?確かに、ほとんどの商品は、メーカー表示より耐久性(持続力)が無いですね。